弊会東京支部の相川会員、里見岸雄五十回忌法要に出席

 今年の4月18日は、里見岸雄の五十回忌に当たる。里見は、神学的な国体論が流行していた戦前の思想界において、国体の科学的研究の必要性を主張し、「国体科学」を首唱した。その主著である『国体に対する疑惑』(昭和3年)や『天皇とプロレタリア』(昭和4年)は、100刷を越えるベストセラーとなった。

 里見が結成した日本国体学会は、現在も活動を続けており、里見の五十回忌の法要が、東京・武蔵野の同会本部で開催された。日本国体学会は、弊会と友好関係にあり、弊会からは、東京支部所属の相川絹二郎氏が、五十回忌法要に出席した。

 この里見岸雄五十回忌を機に、里見が主張した国体の科学的研究を、さらに推進しなければならない、という思いを深くした。

 

里見岸雄五十回忌法要