【東京】定例研究会報告 平家物語雑感・早稲田と愛国

 令和元年11月17日(日)16:00~18:00、民族文化研究会東京地区第23回定例研究会が早稲田奉仕園にて開催されました。
 第1報告は、阪本浩氏による、「平家物語雑感」でした。教科書その他で知られた『平家物語』の文章の一部を実際に音読したうえで描かれた人物・事件について確認し、そこに現れた日本的情感についての検討がなされました。
 第2報告は、渡貫賢介(本会東京支部長)による、「早稲田と愛国」でした。左翼的な傾向が強いと認識されがちな早稲田大学の歴史をひもとき、草創期の人々の尊皇思想、大正期の左右対立、戦時期の事件などを振り返り、早稲田大学に尊皇・愛国の伝統があることを論じました。
 報告に加え、質疑応答では、NHK大河「平清盛」や、早稲田における愛国運動の豆知識など、ユーモラスな話題が多くみられました。
 次回は令和2年1月26日(日)15:30~18:00、早稲田奉仕園102号室にて開催予定です。ディープな内容を織り交ぜつつ、楽しく学べる会運営を心掛けておりますので、関心のある方はお気軽にご参加下さい。
(東京支部長・渡貫)

 

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戦前期の早稲田大学