【東京】定例研究会報告 『保建大記』の今日的意義について・あいちトリエンナーレ問題から考える人権

令和2年1月26日(日)15:30~18:00、民族文化研究会東京地区第24回定例研究会が早稲田奉仕園にて開催されました。

第1報告は、折本龍則氏(浦安市議会議員)による、「『保建大記』の今日的意義について」でした。氏が出版した『崎門学と『保建大記』 皇政復古の源流思想』(崎門学研究会、令和元年)を用いつつ、栗山潜峰『保建大記』が説いた大義名分、南朝正統論の今日的意義を説くもので、氏の国内外における経験が織り交ぜられた熱のこもった報告となりました。

第2報告は、輿石逸貴(本会会長)による、「あいちトリエンナーレ問題から考える人権」でした。昨年起こったあいちトリエンナーレを巡る一連の事件について、世上に流布する展示に対する擁護論に対し、法律家としての立場から判例その他を交えつつ具体的な検討・批判を加えるものでした。

次回は令和2年3月8日(日)14:00~17:00、早稲田奉仕園スコットホールB1にて開催予定です。ディープな内容を織り交ぜつつ、楽しく学べる会運営を心掛けておりますので、関心のある方はお気軽にご参加下さい。
(東京支部長・渡貫)

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報告する折本氏