【東京】定例研究会報告 近代日本の国粋主義

 令和3年3月6日(土)14:00~17:00、民族文化研究会東京地区第27回定例研究会がZOOMにて開催されました。コロナ禍によってしばらく休会が続いておりましたが、今回、有志が参集して実施されました。ZOOMであるがゆえ関西支部からの参加者もあり、盛会となりました。

 今回の報告は、小野耕資氏(本会副会長)が近著『陸羯南』および『大和魂の精神史』を軸に、近代日本の国粋主義の特徴とその現代的意義を説くものでした。

 質疑では、共同体と個の関係性、現代の共同体に参画することへの困難や課題などが指摘され、参加者各氏の実体験なども率直に語られました。

 次回もZOOM開催を予定しており、奥野励氏(本会会員)による日独文化交流史に関する報告の続編を計画しております。日程は、5月下旬~6月上旬を目安に調整中です。ZOOMですので、遠方の方も気軽にご参加下さい。(東京支部・事務担当補助)

 

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陸羯南