美濃部達吉『憲法撮要』輪読会のご案内

 民族文化研究会静岡地区定例研究会では、美濃部達吉憲法撮要』の輪読会を行います。『憲法撮要』とは、明治憲法下の憲法学界を代表する憲法学者美濃部達吉の手による基本書で、穂積八束憲法提要』や佐々木惣一『日本憲法要論』と共に、戦前期における代表的な憲法概説書でした。いわば、初学者向けの著作ながら、美濃部憲法学のエッセンスを味わうことができる名著といえます。

 この輪読会では、こうした『憲法撮要』を精読し、明治憲法下の憲法学説に多大な影響を与えた美濃部憲法学に迫っていきたいと思います。解説は、弁護士である当会会長の輿石逸貴が行います。明治憲法にご関心のある方は、お気軽にご参加ください。静岡地区定例研究会は、コロナ問題を考慮し、現在はZoom(ウェブ会議アプリ)を使用したオンライン開催なので、遠方にお住いの方でも参加が可能です。

 第1回輪読会の開催要領は下記の通りになりますので、万障繰り合わせの上ご参加ください。

民族文化研究会静岡地区第4回定例研究会

日時:令和2年6月27日(土)13時~15時
内容:美濃部達吉憲法撮要』輪読会(第1回)
使用文献:美濃部達吉憲法撮要(改訂第5版)』(呉PASS出版、平成30年/原著は大正12年
※参加に際しては、上記の復刻版を各自でご準備下さい。
輪読範囲:1~15頁
参加方法:参加希望者は、当会公式アドレス(minzokubunka@gmail.com)まで連絡し、氏名とEメールアドレスをお伝え下さい。Zoom上での会議に参加するための「招待URL」とレジュメを送付致します。「招待URL」を開催日時に開き、研究会にご参加下さい。
参加費:無料
主催:民族文化研究会静岡支部

 

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