2016-11-23から1日間の記事一覧

【書評】新保祐司『「海道東征」への道』(藤原書店、平成28年)

本書では、気鋭の文藝批評家である著者が、2005年から2016年まで、産経新聞の「正論」欄で執筆した時評が集成されている。音楽を糸口とした社会批評から、明治期の精神史をあつかった論説まで、多岐に渡る時評が全五部の構成で所収されているが、これらの時…